BUFFALO LS-X1.0TLJ NAS | 異音 データにアクセスできない

【対象機器】BUFFALO LS-X1.0TLJ NAS

【HDD情報】DT01ACA100 1TB

 

本案件は、お客様のご要望により、時短サービスである、データセレクト復旧として対応。

 

【状  態】同業他社様よりご紹介いただきました。

HDDのファームウェア情報の一部が読み込めない。ファームウェア情報が破損している。各種ユーティリティー上でエラーが発生する。結果、サービスエリアを含め、ユーザデータにアクセスが出来ないとご報告いただきました。 

 

 

【調査結果】読取装置の劣化・PCB基板・ファームウェア情報の破損・G-LIST障害が主な原因。

 

※G-LISTとは?

 

HDDが工場から出荷された後、セクタ情報に欠陥が発生し、予備のセクタを代替として利用した際、欠陥セクタのリストとして通常アクセスできない場所に記録されるログのこと。

 

HDDをクリーン設備内で開封し、ドナーHDDより読取装置の移植を実施。

専用診断機上で認識に成功。

ファームウェア情報まで到達できたが、動作不安定のため、基板修理を実施。

ファームウェア情報の修正を実施。

 

物理磁気転写作業中、何度も不良セクターに遭遇したが、常にHDDを制御した結果、お客様の大切なデータの取得に成功。

 

【障害区分】重度物理障害 

 

【所要時間】4時間

  

【データセレクト(SHAREフォルダー対象)結果】

フォルダー数:154

ファイル数 :16,755

データ量:954.97MB 

復旧率:100%

 

【お客様より】

『手元に大切なデータが戻って来るか?心配でしたが御社の進捗状況の連絡は、作業完了に至るまで、随時報告してくださったので、安心して待つことができました。

急いで復旧する必要があったため、御社のご提案どおり、先行オンライン納品および納品用メディア当日発送をオーダーさせていただき、スピーディーにデータを受け取ることが出来ました。

ありがとうございました!!』

  

※機器の動作がいつもと違うと感じたら、速やかに使用を中止して、機器の終了や電源を切り再度電源を入れずに、HNSデータ復旧LABへお気軽にご相談ください。