物理障害・論理障害とは?


※論理障害

ファイルシステムの損傷、OSの不具合、誤操作やウイルスによるファイル削除など、HDDに物理的な故障が発生していないにもかかわらず、データにアクセスできない状態を論理的な障害と呼びます。

 

※物理障害

ヘッドユニットのクラッシュ(場合によりプラッターにキズのダメージを与える)や、PCB(基板)不良、スピンドルモーター不良等、プラッター(メディア)のアライメントが狂ったもの、HDDのファームウェア不良、メディアのダメージや不良セクター、メディアの熱膨張によるオフトラック等を物理障害と呼びます。

 

上記のような故障が発生した場合、HDDが異音を発する、アクセススピードが著しく低下する、HDDがスピンしない、HDDがBOISで認識されないなどの症状となります。

 

また、HDDの落下衝撃、停電や強制終了などによってシステムを正常に終了させられなかった場合、経年劣化によっても発生します。